12.30.2019

おきゃん仕訳

(※辞書的な意味を完全に無視した主観であります。)
松田聖子、おきゃん
中森明菜、おきゃんでない
中島みゆき、おきゃん
松任谷由実、おきゃんでない
前田敦子、おきゃん
大島優子、おきゃんでない
ブリトニースピアーズ、おきゃん
ブリジットジョーンズ、知らない
志賀直哉、おきゃんでない
谷崎潤一郎、おきゃんでない
嶽本野ばら、おきゃん
川上未映子、おきゃんでない
太宰治、おきゃん
三島由紀夫、おきゃんかもしれない

12.15.2019

My generation

人は、年に何回くらい口惜し泣きをするものなのでしょうか
100回?200回?

あたしたちは今年に入ってから27回くらい、

今日で28回目、
年内にあと3回は更新する予定だけど

年の瀬は、振り返ることが多いから

あたしたちの口惜し泣きは、後悔の涙じゃない
シーンが完全に固定されて見えることへの口惜しさ、
ちょっと真剣であんたたちよりもう少し若かったら、
同じものを同じ庭の中でぐるぐる廻してるだけだって、
見抜いてないとでも、飽き飽きしてないとでも?
なのにそこを突き破って行ける人がいるように思えない、
あたしたち以外に、っていう思い上がり、
ずっと好きだったものへ絶望すること、

惜別の哀しみと憎しみと、武者震い、

たかが文学だ
いつだってうんと軽薄なものが一番美しいと思ってる

 あたしたちは全然熱くない
全然寒くもない

12.08.2019

In The Middle

漱石山房で、新宿区ゆかりの作家みたいな本を眺めます、
パンの会など。高校時代の太宰が45歳みたいな表情で笑ってる。
 

萩原恭次郎の顔と髪型が、2008年のモードを行っていることの凄さ、
今、ほんとうのお洒落を志向する若者は、115年くらい前の文豪の髪型に寄せれば良い。

 

あなたが、しっとりと盆にのった空也最中を、口を付ける前に床に落とす、
ベチという鈍い音が12月の冴えた空気を震わせ、
次の瞬間に、最中、掬われ、食べられる。



現代に革命なんかないの、
見た目だけが全てなの、
日常の幸せを守っていくの、
そんなあたしたちのこと、
ポスト早稲田系ネオ日常主義とかに位置づけてくれれば良い、
 

よくわかりません。




12.01.2019

Here it's December,

朝、抹茶をたてる。

鳥が鳴く、スウプはすぐに冷める。
ほとぼりは冷めない。

ここ数日はすごく寒くなったと思う。
皆、各々に熱いものを秘めていたりいなかったりする。 

どうして今年は、早稲田大学化石鉱物研究会は、学園祭に出展していなかったのですか。

あたしたちは、それを、酷く楽しみにしていたのです。
 

11.27.2019

☆取扱い書店情報☆ Information

sikakuicoさんと一緒に創った作品集『サンプン—快速になんか抜かれないわ—』は、古書 ソオダ水さんでお取扱い頂いています。

♪オンラインストアでもお求め頂けます♪
http://kosho-soda-sui.com/?pid=147013836

古書 ソオダ水さんは、早稲田大学中央図書館の真ん前にあり、文化的な雰囲気と、硬派な品揃えが魅力の、とても素敵な本屋さんです。
いつもユニークなBGMがかかっていて、店主さんも優しい方です。

先日展覧会で手に取って下さった方々から、いつも手帳に挟んで持ち歩いています、
通勤の時に取り出して読んでいますと感想を頂いています。
小さな本ですが、それ故に、気ままにポケットから取り出して、日常のお伴やお守りのような存在になっていってくれたらとても嬉しいです。

私はずっとアート作品を紹介する仕事をしていたので、何かを手渡す行為というのは、
基本的に顔が見えるか、直接コミュニケーションが発生する関係性であることが前提でした。

でも思えば、自分に置き換えて考えてみても、顔が見えないコミュニケーションだって、
すごくすごく影響を受けたり、励まされたり、そういうことって沢山あったと思い出しました。
(自分が好きな文章家は、もう亡くなっている人も含めて基本的には自分を知らないけれど、何かで繋がっているような気がするよね。)

だから、もしこっそりブログを見てくれたりしていて、直接私のことは知らないけれど
文章に興味を持ってくれた人がいたら、それも、とてもとても嬉しいことです。

だから、私はこれからも詩とも散文とも小説ともつかない文章をつらつら書いて、でも
それは体温を持っていると思うのです。



とどけ熱量。

  



11.18.2019

展覧会を終えて

ナガサワマリエ×sikakuico『サンプン—快速になんか抜かれないわ—』@Le Tiroir
先週の日曜日をもちまして、盛況のうち無事会期を終えることができました。


文章が生まれ、絵が生まれ、クラフトが生まれ、音楽が流れ、そこに皆様が加わって
有機的な空間になったこと、関わって下さった皆様に心よりお礼申し上げます。



会期中、沢山の方に足を運んで頂き、大好きで尊敬する(こういうのを敬愛するというのだね)sikakuicoと、彼女を具現化したような、繊細且つエネルギーに溢れた作品たちに囲まれ、幸せな時間を過ごすことができました。

私にとってsikakuicoは鏡のようなアーティストです。こう在りたい、でもどんなに頑張ってもこうはなれない、だから自分は自分でいるしかない、その絶望と希望を同時に映し出して、明るく照らしてくれる人。

お手に取って頂いた本は末永くお手元で楽しんで、各々のタイミングで是非ご感想をお寄せ頂けますと幸いです。
(Zineについての書店情報は次の記事にあげますので本展にお越し頂けなかった方もよろしければご高覧下さいませ。)
 

作家は皆、フィードバックを受けて成長していきます。
そうして私は再び内に籠り、より面白いと思ってもらえるものを更新していきたいと思います。更新できる、その得体の知れない自信があるから、作家は作り続けるのだと思いました。
またここ以外のどこかでもお会いできますように。



白い空間の中にいると、体感が驚くほど数年前に戻り、ギャラリーにいた自分を懐かしみ、惜しんで下さる方も多く、それはとても嬉しく有難い事で、私はまた展覧会が作りたかったのか、はたまた文章を形にしたかったのか(両方です)、快速になんか抜かれないのか、快速なんかに抜かれないのかよくわからなくなり(こちらは一応前者です)、色んなものがゲシュタルト崩壊を起こし、様々な感情が通り抜け、それらが全て宝物のような経験となり、次への原動力となりました。
書く事に対しても、あるいは人として成熟していく事に対しても。
 

通過儀礼のような展覧会でした。
皆様にとっても、何かしらの体感を残す良き一点となりましたなら、企画者冥利に尽きます。

思い入れが強いほどに、過去に置いてきたジレンマのスイッチが、何にも反応しないということはやはりあり得ず、抽象的ではあるものの、打ち返されたタナトスを、抱えて前を向いていこう、あたしたちはみんな孤高だけど、こんなに仲間がいるんだから、大丈夫、そうお互いに確認し合えたような気がしたよ。






11.01.2019

☆リトルプレス刊行と展覧会のお知らせ・Bring Out☆

デザイナー・革クラフト作家のsikakuicoさんと制作した2作目のリトルプレス、「サンプン—快速になんか抜かれないわ—」刊行 記念二人展を、大好きな、早稲田のLe Tiroirで企画展として開催して頂ける事になりました・・!うれしいな。

今回私の文章作品は、書き下ろしの短編新作2編を含む、詩と散文8編が納められています。(My latest collection of book is coming soon, and it includes some English poems also, you can enjoy it!
この機会に、展覧会限定でGRANTAの作品もその場で読んで頂けるようにしました。 
とても居心地の良い空間なので、図書館や自宅で活字を読むのとはまた違う体感で楽しんで頂けるのではないかと思います。

展覧会ではZINEの他に、sikakuicoの挿絵原画(ほんとうに素敵・・!)や、私の詩から制作されたクラフト等も展示販売されます。
展覧会のBGMは、元Gustave CoquiotのShinichi Muratoさんにイメージに合わせて選曲して頂きました。
 
キュレーターだった頃、皆で創り上げる有機的な空間がとても好きでした。私にとって、文章や本だけではなく、機会を作れるというのは、純粋にわくわくすることでもあります。

お久しぶりの方も、はじめましての方も、みなさまのお越しを楽しみにお待ちしております。 

<Exhibition>
 「サンプン—快速になんか抜かれないわ—」/ "Sanpun - The Rapid Train Passes Me Not"

 <Date>
11/8(金)★18:00〜20:30
11/9(土) 11:00〜19:00
11/10(日) 11:00〜19:00

<Place>
Le Tiroir(ル・ティロワ)
東京都新宿区早稲田鶴巻町547大森ビル
https://www.letiroir.tokyo/access.html