9.25.2013

寝ても覚めても

朝は、夜の裏側にぺたりと張り付いていた
べりりと剥がしにかかったら、めりめりと夜の口が裂けた、あなたは驚いて手を離したけれど、暗い穴から降ってきた星屑はもう、両手では受け止めきれなくて、眠る他なかった、ね、そう、多分それは、あなたの所為ではないし、太陽はいま、裏側を照らしているのやから、おやすみ、おやすみ、いつも涎垂らすから、枕にカバーは掛けときな、お休み、お休み、良い夢を

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