6.29.2013

魔法の言葉は3words

や、なんのためのあれなんよ。

如何して少年は一秒足りとも電車の中でじっとしては居られぬのか。
如何して少女は泣きながら廊下を走らずにはおれんくなるのか。
如何しても限界効用は逓減せざるを得ないのか。

何時しか少年は足元に現れた底の見えない絶望の前に立ち竦み、
少女が絶対零度の水温で夢から覚めたとしても、
痛い程の誠意だけをその胸に、
強かに前を向け、
何者からも欺かれることなかれと、
声を大にして叫んでくれよう。
描きたいのは、そういう者であり、
生きたいのは、そういう世界である。








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