10.10.2013

引用


あるいは顔を大空へ振向けて、その輝かしい光明と紺碧の色を、あけひろげた魂の底まで深く吸い込んだり、

したい。

Первая Любовь

10.07.2013

Scarborough Fair

ベンチに座り、サングラスをとる、両耳に突っ込まれたScarborough Fair、空は青く、ベンチも青い、雲は夏と秋の間で行き場を失い、樹々の緑が視界の端を抜けていく、加速する、白い鳩が飛ぶ、背筋を伸ばすこと、姿勢を正すこと、それだけが約束したこと、Scarborough Fair。

季節のかわりめ

にっちもさっちもどうにもこうにも何にもする気が起きなくて、日々謎の衰弱が進む。これはまずいと一念発起し、とりあえず衣替えも兼ね気持ちだけ部屋を片付けた。とはいえ実際には、その殆どが只単に布で覆われてごまかされているだけに過ぎない。このときにちょっといい布を使うと更にごまかされ度は増す。
こういうのを世間では、臭いものに蓋と云う。
当然いつまでも蓋をしてごまかし続ければ、中の腐敗は進む一方である。何の教訓でもない、単なる事実である。
その腐臭に旨味を感じるようになれば、立派なデカダン主義者であろう。残念ながら、己はまだまだその域には達していない。
何もかも季節の変わり目の所為やろう。
そうして諸々の罪を被ってくれる季節の変わり目に感謝したいと思う。





9.30.2013

ビリーブとディペンドのちがい

秋風に、蝉の亡骸が一掃された。つまり、夜、足元を意に介することなく、走れるようになってきた。
だがしかし飲んだくれは3キロ過ぎたあたりで胃からナニカが上ってきて、辛かった…

試験モノは、締切とは違う妙な達成感に次ぐ解放感がある。締切はいくら死守しようとも入選する可能性は低い。だがしかし出せば可能性はゼロではない、出さなければゼロである。

幾らか夢見がちで危うい中2メンタルを抱え込んでいたとしても、わたしは基本的にはデカダンの美学は持ってはいない。極力、現実に強くありたいと願って生きてきたし、いつまでもメソメソして動けなくなったら、それは信じていないことになるではないか、自分のことも、あなたのことも。自分がサファリングして、誰かの苦しみが軽くなるなら、いくらでも泣き続けよう。でもそれは、そんな、何かに寄っ掛かっていないと、なくなってしまうようなものなんでしょうか、ちがうでしょう。









9.26.2013

食気

ビスコばかしようやっと食い散らかしまして、どんだけつよくなりたいの

9.25.2013

寝ても覚めても

朝は、夜の裏側にぺたりと張り付いていた
べりりと剥がしにかかったら、めりめりと夜の口が裂けた、あなたは驚いて手を離したけれど、暗い穴から降ってきた星屑はもう、両手では受け止めきれなくて、眠る他なかった、ね、そう、多分それは、あなたの所為ではないし、太陽はいま、裏側を照らしているのやから、おやすみ、おやすみ、いつも涎垂らすから、枕にカバーは掛けときな、お休み、お休み、良い夢を

7.23.2013

千葉市立美術館

休日がズレ、運転しやんのに更新した新しい免許証、眼が死んでいるからといって、心まで死んでいるとは決めつけないで欲しいの、幕張と云えば、この県には渋谷幕張という偏差値のべらぼうに高い有名校が存在しているが故に、中学に上がるまで幕張が渋谷だと思っていたよ。

生まれ変わったら、10代の初めから、しゃあしゃあとエリート街道を突っ走りたい、成田街道で過ごしたろくでもない青春の全てを、渾身の力で今、投げました、第一投、受け止めて、光太郎智恵子。







7.20.2013

やみらみっちゃなってどういうこっちゃな

目の前のおっさんが、女子大生の英語のテキストを、覗きこんでいるよ、わからないその関係性を置き去りに進むのわたし、話せるの、---できるくらいには。

ポライトとジェントルとカインドとスイートは夫々チガウのだから、
断じて安易なる"優しい"の一言で纏めることなかれ、女子。
長きに渡る慣習の賜物に、ゆめゆめ欺かれることなかれ。

本日有難く頂戴しましたわ。
昨日頂いた、インターコンチネンタルの、
お、みず。









7.19.2013

大丈夫ただの現象だから

睡さは尋常の域を脱し夏空は青空の定義を侵しスカーフはハンカチの席を奪い、気はそぞろにも狂い咲く、7月。
でももう半ばだって、知ってた?もう、戻れないって、知ってた?
ふあんとふわんって似てやいません?

ゲシュタルト崩壊の持つ語感の恐ろしさときたら、もう。








7.14.2013

タルトタタン好き?

見目麗しく作品もお人柄も全部大好きな作家さんが先日「眠りに入るときが一番幸せ」というようなことを仰っておられ、合点がいった!良質な睡眠が世界を救うわけよ。だから彼女は繊細でも強く美しくあらせられるのだ。

もうもうもう小さい時は寝られなかった。ひたすらに寝付きが悪く幻覚を見まくりコンクール用のバッハとかモーツアルトの脳内エンドレスリピートに加え、天井に映し出された残像と共にこれまたネバーエンディングなストーリーが展開されまくり、それというのはあらあら繊細ねお小さいのにとかいうレヴェルではなく、朝もやの中で鳩が鳴くのよ、くるっくるっくー。

中学に入り、部活で合宿に行きまくるようになり、わたしの不眠は益々酷くなり、幻覚は現実に持ち越され、色々すごいことになっていくのを、全身全霊で止めてくれたのは君よ。
ほんで、もっとすごいことになっていくのを、加速させたのも、君よ。
だからって自惚れんなよって絶叫しては飄々と眠り、明日からまた立ち向かって行くのよ、朝に。ほんで、超えて行くのよ、君との色々を。

えいえい!










7.13.2013

おはよう

こう、後ろからむんずと頭を摑まれ、アングロサクソン系の骨格であると云われお見舞いした頭突きの痛みは今から

プールが見えるよ窓から少年たちがしているのは野球よ河原でコンテナは色なの赤カブの曇っているのよ空は湿度だけよ高いのは薄いのは色素なの元から君にさよなら今から

ユナイテッドアローズユナイテッドバンブーユナイテッドシネマユナイテッドキングダムその他諸々のユナイテッドたちに微笑むの馬喰町で

7.12.2013

君のために持ち運ぶ電池はない

ふーんふんふん
猫背よ、ただひたすらに共通しているのはそこはかとなく猫背よ。
君よ、電車の中で苦虫を噛み潰すのはやめよ。

暑いね。
鞄の中で弁当とクリスマスの思い出が溶けるわぁって喚けば颯爽と目の前を通り過ぎる青いスポーツカーが轢いたのはわたしの気に食わない君のメールの文体よ。文体よ。
早く脱いで棄てなさいよママの買ってきた服と、
ぴーーーーーーー




7.10.2013

だってそこにおらんやん

パパは電車が嫌い。
レールの上を走るのが嫌い。

ゴクリのグレープフルーツって世界一上手いよな。
理想の死に方は、トマトの食べ過ぎですのん。

減点法は採用しないで。
3駅分くらい歩いて。
睫毛ばっかり抜かないで。
屋上からは落ちないで。
自惚れないで。
夢はみて。

あーあ、一瞬で10キロ痩せないかなん

あんたそれは自惚れってやつよ
そんなもん、江戸川辺りの河川敷にゲロと一緒に吐いてしまえ

ハイヒールは走れないから嫌い
何時だって走りたい全速力の全力疾走で廊下の端から橋へと渡って引戸を蹴破りお出かけするのよ晴れたスコールの海で懐かしい匂いがするあれは確か初めて降りた駅のホームに飛び込んだ時の靴底のゴムのとてつもなく速いのは足だけ手は遅い君が長いのはアレだけ

あ、間に合わないよ





7.08.2013

わたしに期待しないで

2年位前、BEAMSが、「恋をしよう」ってコピーを全面に出してきたとき、えげつな、と思った。
恋愛も産業なのだと。愛しようちがうのは、脱ぎ捨てた服が、一人前の恋の顔しとらんと恥ずかしいのや、日本の女の子は、と、思った。

絶対に君からの申請だけは死んでも承認しない。
それが、恋やねん

恋をしよう
脱がれひん服の皺さえ紅くなるよな、
死ぬほど恥ずかしい恋を





お三時と書いておやつ

目の前にめっさおもくそ蛍光緑のパンプス履いたギャルが居る。
暑いね。

東西線の地上ね、河を渡るのね。
ほんだら、海外の友達がうち来る途中に、
「わーぉめっさビューティフル!」みたいなこと云ったのが、ものすご新鮮でしたの。

ほんでな、その娘、車で高速乗ってたときも、お城みたいなラブホ見つけて窓から身を乗り出しまくりの
「なになに?あれなに??めっさビューティフル‼」って大騒ぎの大興奮やって、おいお前、運転してんのうちのおとんやで、つうわけで、「なーん、知らん!知らん!テーマパークちがう?」とかなんとか。お茶も濁らんわ。
もう気まずいのん気まずいのん。そんな興奮せんとって。

おとんにな、大昔、
「なん、わたしおかんの腹から出てきたっつうことは、おとん全く関係ないやん」
とか云って困らせてん。

ラブホ見る度そんなことばっか思い出すわ。お城みたいなやつね。




7.05.2013

粋の英訳stylishに憤り

アンガールズの田中をめっさイケメソにしたよな絶妙な按配の男性が目の前を横切るいま地下鉄のホームが物語る金曜の夜。

あれよあれよという間に滲む汗に聴かせてあげたい物語の主人公は素敵な貴女。
や、器の広い人というのは魅力的である。器の広さとは、えぶりしんぐえぶりばでえかもんな状態ではなく、かみんぐしたさむしんぐを見つめる眼差しの、ええ、角度よ。角度。
例えば辛い思いをたくさんして卑屈になるも優しくなるも己の自由なわけで、捕まえて欲しいのはライ麦畑なわけで、続いていくのは道なのであろうな。

7.02.2013

蒼色吐息

めっさスースーするアレを電車の中で中学生がぶちまけ、スースーがわたしの肺に入り、っざけんなと掴みかかり握りしめた手元、ワイシャツの白に白に白に、世界が詰まっているよ。


6.29.2013

UNTITLED

走るしかないのに歩く足も持たず暮れ行く藍
指の先の爪の先のその先で慄える儚い愛
言葉戯びは音もなく風呂の底へ沈む


魔法の言葉は3words

や、なんのためのあれなんよ。

如何して少年は一秒足りとも電車の中でじっとしては居られぬのか。
如何して少女は泣きながら廊下を走らずにはおれんくなるのか。
如何しても限界効用は逓減せざるを得ないのか。

何時しか少年は足元に現れた底の見えない絶望の前に立ち竦み、
少女が絶対零度の水温で夢から覚めたとしても、
痛い程の誠意だけをその胸に、
強かに前を向け、
何者からも欺かれることなかれと、
声を大にして叫んでくれよう。
描きたいのは、そういう者であり、
生きたいのは、そういう世界である。








6.26.2013

言葉櫻葉言葉言葉譫言言葉言葉

神田川満開の櫻花弁燃やせば立ち昇る煙充ち満ちようと
在りし日の匂いまでもは上書かれぬ
上書よ、上書れ得る質量を持ちて生まれし青い果実が軅熟して土へと還るを拒めども
否と抗う浅ましい言葉など言葉など言葉など
持っては生まれて来なかったのに


6.25.2013

さあさあタイトルを当てませう

過去はたとひ青き、酸き、充たざる、如何にありしとも、
今は甘きか、匂はしきか、今は舌を刺す力あるか、無きか、
君よ、今の役に立たぬ果実を摘むなかれ。

晶子

6.23.2013

Bonne nuit

おやすみその日は涙に暮れる日おやすみ哀しいさよならのすべておやすみ書きかけの物語おやすみ花束の傍らでおやすみ羊を失ったSANTIAGOおやすみ光太郎智恵子おやすみ借りたままの譜面おやすみ先延ばしにされた決断も告白もおやすみ、みんな6月のMASSの中で

6.20.2013

れくいえすかといんぱーせ

帰路、22時も過ぎましたのにウォッカかっくらって団地のブランコ揺らしまくりましたら、ぐわんぐわんの視界の上に、もやんもやんの雲間から、モザイクばりの満月がぼわっとこんばんはしまして、もう一年が経ちますのに、どうやら約束は果たせそうにない。

お客さんに「最近年のせいか、空を見上げることもなくなったよ。ま、普通にしてたら見やんでしょ?空」と問われ、じ、自分空しか見てない阿保です所以、「帰り道暇なんで、そ、空しか…!」と答えつつ、コンクリートぶち抜きの天井を仰ぐは同時。




6.16.2013

KさんのKは弁慶の慶

中高と、概して「先輩」と敬称づけられるグルーピーとは、さして折り合いがよくなかった。
6年間血を血で洗い続け、もう二度と部活動的な活動はしないと誓った17の春、何を血迷ったか、とらんでもいい体育の授業で剣道を選択したわたしは、そこで生まれて初めて本物の「先輩」と出遇った。

Kさんは、少年のような女性だった。あの、信長のお付きのなんだっけ、あ、蘭丸、そう、蘭丸のイメージそのものの、つくねんとした小作りな美少年といった風貌であった。
背は150cmあるかないか、いつも同じような動きやすさ重視の地味な服装をしており、短く切り込んだ直毛はわたしの二倍はあろう大きな瞳と同じように黒々と煌めいていた。

Kさんは一浪しており、学年は2つ上、年は3つ上だった。これには驚いた。
Kさんは、わたしが高校時代の癖が抜けきらず「先輩」と呼ぶのを厭がった。
Kさんは敬語を使われるのを厭がった。
Kさんは携帯電話を持っていなかった。
Kさんは教授のお伴でアメリカのグレートなんちゃらやらオーストラリアのこれまたグレートなんとかやらを頻繁に行き来しており、聞けば文化人類学というのを勉強しておられるそうな。

当時今より100倍繊細だったわたしは、毎週毎週剣道の後、茹蛸のように湯気を出しながら生協で98円のリプトンのマスカットティー(時々ピーチ時々レモン)を一気に飲み下しつつ、「人生とは何か」というこの世で一番不毛な問いを、紅茶臭い息でKさんに
ぶちまけていた。

この甚だ迷惑極まりない後輩からの問答に、Kさんはよく透る柔らかい京都弁で、いつも真剣に、的確に応えてくれはった。情けない事にその回答の詳細な内容は記憶していないのだが、ただひたすら、Kさんの口から出る報えは常にわたしの柔い心の琴線をビンビンに揺らしまくっていたことだけが、体感として残っている。

その様子があまりに大人で、あまりに悟っておられ、あまりに素敵すぎるが故、つい
「先輩はこんな、悩んで、うううううううってなってしまうことなんてないですよね。」
と呟いたわたしに、Kさんは、生協の細い細いストローの中にビチビチに詰まって身悶えもできひんアロエ果肉を見つめながら、いつもと同じように穏やかで淡々とした様子で云った。
「あんな、うち、高校3回生のとき、眼えみえなくなってん。
進学校やって、きっかけは受験のストレスとかそんなんやけど、周りと自分の違いみたいなんが浮き彫りになるやろ。したら周りの人らが何考えてんのかようわからんくなって、いろいろ考え込んで、ほんでしばらくたったら、今度は耳がよう聞こえんようなってな。」
「真っ暗なんよ。ほんまに、初めて知ったわ。そういう世界のこと。そっから引っ張りだしてくれた人が、まあ予備校の先生なんやけど、その人が文化人類学やっててな。人間を、知る学問やって。」

わたしは自分がその後何と返したかを覚えていない。

Kさんとは、一年後、剣道の授業が終わったと同時に自然とお互い忙しくなり、疎遠になってしまった。なにしろ彼女は携帯を持っていなかった。
最近、思い出したようにfacebookでKさんの名前を入力してみたが、出て来ない。なにしろ彼女はきっとそういうものをやらない人なのだ。
Kさんに会いたい。Kさんはきっと大学に残って立派な文化人類学者になってはるのやろうなと思う。そうであってほしいなと、心のどこかで思ってしまう。
なにしろKさんは永遠にわたしの憧れの先輩なのだから。
でも、何をやっていても、Kさんが幸せならなんでもいい。
ほんで、あのときKさんに丸投げしていた質問を、ようやくわたしは自分の脚で立って、考え始めましたと伝えることができたらいいのになと、思うのだ。










6.14.2013

外人からしてみりゃ花子

えらいこの頃世間様は野中ユリ再燃中であるな。

野中ユリは、是非弥生美術館とかでしっぽりやってほしいというベタな希望。

何がスゴイッて、野中ユリという名前がすごいではないか。
少女か、ばあさんにのみ付随することが赦される発音記号だと思う。

野中ユリ、嶽本野ばら、ちょっと似てる気がする。名前が。
や、似てるどころか同じ原理ですわ。

乙女たる者、こう、っていう、振り切れっぷりが、むしろ男前であるな。




















6.13.2013

独り言

や、装飾美的なものや、話法や諸々の技法は誰でも修得可能であるからに、本当に大切なものは、中の実であることを忘るることなかれと改めて己に云いきかせる。
様式美とは、あくまでも型式的なものよ。
そんなもの壊してしまえばいいと思えばこそ、学ぶ意義があるってもんよね、せんせ。


6.12.2013

廻らぬ頭を廻してみれば

文章てえのは、主語と形容詞から腐るらしいですぜ、旦那。

読むに耐え得る明瞭さと、詠むに耐え得る美しさっつうのは中々如何して上手い具合に同居してはくれぬものか。

己も漸くしてギヤラリストの端くれ、画はどうであろうか。
見るに耐え得る美観と観るに耐え得る奥深さの同棲よ。

ま、好みだわな。

ジム募集中

好きな台詞というのが有る。
有島武郎の一房の葡萄の中に出てくる
「ジム、あなたはいいこ」
という一言である。

私生活でこの台詞を呟いてみたいと願い続けてきたものの、中々ジムという名前の少年と出会えないままいまに至る。
間違ってもショーペンハウアーとかではいけない。
デイビットとかジュリアンとかクリスでもない。
ジムでないと。

仕方ないので物云わぬサボテンに向かい
「サボ、あなたはサボコ」と呟いてみる。

梅雨の走りである。

エミルベルナールよ、

こう、何とも、ただひたすらに、ゴーガン好かんねんあかんねんうざいねんみたいな感じが、じりじりと、よおく伝わってきて、良い序文であった。


終業と共に息を切らし駆け込みましたのに、ユリイカが一冊もござらんなんて、全力で見損ないましてよ、教文館…!
かのこはない、晶子は詩がない、見渡せば違う出版社の同じ作家の本だけではないか。しかも芥川は歌集がない。青空文庫の圧勝である。元を正せば基督教専門書店につき、日本文学とかイッツ ノット マイ ビジネスというわけか。納得。
ついぞうっかりカートヴォネガットと共に外に出る。
背中がバキバキに痛い。

かのこすげえ

もののイージーな部分にまみれないではっきりとして客観的にものを観察出来て、結局ロング・ランには正当に自己を処理させるに違いない。

だって‼‼
なんじゃこの文面白すぎやろがい‼‼

6.11.2013

は、お前なに戯けたこと云ってんのよん

頭悪いんじゃないのよん
世間知らずじゃないのよん
そういう自分もそうやのよん
だから余計に腹立たしいのよん
顔洗って出直してきなよん
ふっざけんじゃないのよん
殺伐としてきましたのよん
涙が溢れて参るのよん
でも立ち上がるしかないのよん
自分で自分が怖いのよん
でも立ち上がるしかないのよん
純粋培養1番嫌いなのよん
でも立ち上がるしかないのよん
この感じあのときと同じですのよん
でも立ち上がるしかないのよん
腑が煮え繰り返るのよん
次は終点ですわよん

あー花火してえ

「息だけで1、2、3て数えたら、すぐに飛んで。直ぐに。」
「でももう花火はあと2本しか残ってないんだ。」
「心配しなくていい。ここにマッチが1本残ってる。」
「マッチだけで飛ぶなんてそんな馬鹿なこと言わないでくれ。」
「誰がマッチでは飛べないなんて言ったんだい?」

大幅なダイヤ乱れ。今年は絶対に花火をするのだ。台風が来る。
息もできない。ダイヤが大幅に乱れているから。
振り払っても振り払っても瞼の裏。
呼吸もできない。打ち上がって破裂してしまえばいい。
わたしの最後のマッチ。





6.10.2013

ヨシダ!!!今日ゼッタイ俺ンち来いよ!!!!!

っていう絶叫が開けた窓から流れ込み。小学生ってすぐ絶叫するのよねふふ。大学生くらいまで絶叫しておったけども。

もうこれしかああああっていう素材があったのですけども、どうにかこうにか半分くらい過ぎたところで己の稚筆で台無しにしていることに気付き、一度寝かせることにした。
そのかわり、何でもいい、何でも良いから手だけは動かし続ませう、足りない部分は補っていかんとせばという、6月ももう半ば。休日に、語彙を増やさん、ひたすらに模写。

青チヨオク ADIEU と壁にかきすてて 出でゆきし子の ゆくえしらずも  芥川